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肌の保湿方法!細胞間脂質・NMF・皮脂の3つをバランスよく補おう

2020年04月28日

ここからは肌の保湿の方法について見ていきましょう。肌には潤いが必要ですが、どんな方法でも効果が得られる訳ではありません。まずアトピー性皮膚炎などの疾患がある方でしたら、ヒルドイド入りの保湿剤でしっかりと保湿することが必要になります。しかし、いくら栄養のあるクリームを使っても、ヒルドイド入りの保湿剤を使っても、お肌が健康な状態でなければ効果は半減します。そういった栄養や効果を上手く吸収できないからです。では栄養を届けるにはどのような方法があるのでしょうか。その鍵になるのはバリア機能です。バリア機能がしっかりと働いている肌に栄養分を与えると、それを閉じ込めてくれます。

一方でバリア機能がボロボロの状態だとしたらどうでしょうか。少し刺激がある化粧品を使っただけでも炎症を起こしたり、せっかく高価なクリームを顔に塗っても、全然浸透しないということになりかねません。バリア機能を整えるものには3つあります。細胞間脂質とNMFと皮脂で、これらがバランス良く整ってこそバリア機能が働きます。

細胞間脂質というのは、角層細胞と角層細胞の間にある脂質のことです。構造を見てみると、皮膚の一番外側の層が角層になります。その角層細胞同士を繋げる役目を持つのが、細胞間脂質ということになります。細胞間脂質を構成しているのは、主にセラミドやコレステロールや脂肪酸です。肌の内側の水分を貯めておき、乾燥しないようにする働きをします。

NMFも保湿に一役買っています。NMFを構成するのはアミノ酸などです。皮膚の角質層の水分を保つ働きをしています。NMFもまた、肌のバリア機能を高めるのに欠かせないものです。そして皮膚には皮脂も重要な役割を果たします。皮脂膜は皮膚の表面を構成している膜で、この膜があることによって皮膚の内部に水分を閉じ込めることができます。細胞間脂質とNMFと皮脂、これらの3つが正常に働いているのが健全な皮膚です。

そして、バリア機能が整っている皮膚は弱酸性の状態になっていますので、弱酸性に保つのも重要なポイントです。というのも、私たちの皮膚には常在菌があり、約20種類もあると言われています。肌が弱酸性の状態ですと常在菌のバランスを上手く保ってくれますが、弱酸性でなくなり、これらの常在菌のバランスが崩れてくると皮膚の状態を悪化させる要因になります。乾燥肌の方の肌は弱アルカリ性になりがちですので、なるべく弱酸性になるようにしましょう。